重量フローは、とても大切
全番手同じリズムで打つ為にゴルフは、ルール上、14本のクラブを使用することができます。
なぜ14本も必要なのでしょうか?
それは、長さとロフト角で距離を打ち分けやすくするためです。
よく、「ゴルフは、リズムが大切。」とか「今日のこの選手は、リズムがいいですね。」 と、よく耳にします。
これは、全番手同じリズムで打つことにより、全番手の距離と方向性が安定するからです。
「全番手同じリズムで打つ」ためには、まずクラブの重量フローをそろえる事が非常に大切です。
よく、「今日はドライバーの調子が良かったけどアイアンが全然だめだった。」とか、
「フェアウェイウッドの5Wは、しっかり打てるんだけど7Wがうまく打てない。」などは、もしかして重量フローが揃っていないのが原因かもしれません。
重量フローとはでは、重量フローとは何か。
簡単に言ってしまうと、クラブの長さにより重量を変化させて、全番手同じ感じ・リズムで振れる適正重量の流れです。
ゴルフクラブで1番長いものは、ドライバーで、一番短いのは、ウェッジ(パターは除く)です。
これがもし、ドライバーとウェッジが同じ重さだとしたら・・・。
450gのドライバーと、450gのウェッジ・・・。
ウェッジは振れますがドライバーは重すぎて同じようには振れません。
では、どのくらい重さを変えればいいのか?
一般的には、0.5インチ短くなると、7g前後重くして調整しています。
一度自分のアイアンセットの一番長い番手と一番短い番手の重量を計ってその差を長さの差で割ってみると恐らく1インチあたり14g前後になっていると思います。
例/筆者のアイアン 4番アイアン(420g/38インチ) PW(463g/35インチ) (463g-420g)÷(38インチ-35インチ) = 14.3333(1インチ) 14.3333 ÷ 2 = 7.1666g(0.5インチ)
アイアンセットは、メーカーがしっかり計算して、重量フローがしっかりしているので大体が問題はない(但しリシャフト品などの中には、粗悪品があったりするので注意が必要)のですが、問題は、ドライバー、FW、UT、ウェッジ。
全ての番手が、適正な重量フローに収まっていなければなりません。
重量フローが揃っていないと起こるミス重量フローが揃っていないと、スイングのタイミングがバラバラとなって、軽いクラブは、トップや左方向へのミスが多くなり、重いとダフリや右方向へのミスが多くなります。
特に気をつけたいのがフェアウェイウッド(FW)。
最近のFWは、飛距離を謳い文句にしているものが多く、クラブ重量も軽いものが多くなっていjますので、気をつけないとドライバーよりFWが軽いなんて問題も出てきます。
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