ドライバーはアイアンに合わせよう!
今までいろいろなクラブを試してみた。
中でもこの3年間、アイアンは、いろいろなシャフトを試した。
ただ試打するだけではなく 、しばらく練習場で打ち込んで慣れてからラウンドした。
試したアイアンシャフトは、
・ダイナミックゴールド S300 (番手ずらしなし) ・ダイナミックゴールド S300 (1番手ずらし) ・ダイナミックゴールド S200 (番手ずらしなし) ・ダイナミックゴールド S200 (1番手ずらし) ・ダイナミックゴールド S200 (2番手ずらし) ・ダイナミックゴールド XP X100 (番手ずらしなし) ・ダイナミックゴールド XP X100 (1番手ずらし) ・N.S Pro 1050GH S ・N.S Pro 1050GH R
これだけ試してみての結論は、
「どれを使用しても飛距離もスコアもあまり変わらない。」(笑)
いい時は、70台。悪くても80台中ほど。
結局アイアンは慣れかなと思う。
極端に硬すぎたり柔らかすぎたり、軽すぎたり重すぎたりしなければ、使っているうちに慣れてくる。
昔、どこかのサイトに書いてあったが、アイアンの合う合わないは、その人のスイングタイプではなくて、今使っているクラブに近いかどうかだと。
しかし、いろいろなアイアンシャフトを試していて一番問題だったのが、ドライバー。
変えたアイアンに慣れてくると、今まで合っていたドライバーが合わなくなってくる。
当然といえば当然なんだが。
例えば、ダイナミックゴールド S200 (1番手ずらし)の時に、合っていたドライバーは、ダイナミックゴールド S300 (番手ずらしなし)に変えてラウンドした時は、非常に柔らかく感じてしまってタイミングが取りづらくて安定しない。
また、N.S Pro 1050GH Rに変えてラウンドした時は、そのドライバーは、非常に重く硬く感じて力みが出て全然飛ばなくなるといった症状が出る。
これは重さもだが、やはり、すべてのクラブのスイングリズムを同じにするために、シャフトの硬さをそろえる大切さを表している。
面白いことだが、「アイアンシャフトを変えても飛距離もスコアもあまり変わらない。」と書いたが、ドライバーもアイアンの硬さに合わせたシャフトを使うと飛距離はあまり変わらない。
例えば、ダイナミックゴールド S300 (番手ずらしなし)の時には、ドライバーのシャフトのフレックスは、SXくらいを使用すると打ちやすく、N.S Pro 1050GH Rの時は、SRくらいのシャフトを使用すると打ちやすくなるが、両方とも飛距離はそんなに変わらない。
これは、柔らかいシャフトの時は、自然とシャフトのしなり戻りを使ったスイングになるからだと思う。
結局ドライバーのシャフトも、極端に硬すぎたり柔らかすぎたり、軽すぎたり重すぎたりしなければある程度慣れだと思う。
よくスイングタイプによって、スインガータイプかヒッタータイプに分けられる。
スインガータイプには、柔らかいシャフト、ヒッタータイプには、硬いシャフトが合うとよく言われる。
ただこれは、「卵が先か鶏が先か」と同じで、スインガータイプだから柔らかいシャフトが合うのか、柔らかいシャフトでスイングを覚えたのでスインガータイプになったのか、と考えることもできる。
つまりは、慣れが何よりも優先すると思う。
結局は、ゴルフクラブを選ぶ際には、細かいクラブの硬さの違いより、ゴルフクラブのパターを除いた13本を同じリズムで振れるように重さも硬さもそろえることが大切だと思う。
そのためには、アイアンを基準にドライバーのシャフトの硬さをそろえた方がいいと思う、
一般的には、練習場でも、ラウンドでも圧倒的にアイアンを使う回数の方が多い。
従ってスイングはアイアンで覚えるものなので、当然アイアンに合わせた方がよい。
まずは、アイアンのシャフトを決めて慣れることが大切。
そして、ドライバーを購入しに行くときは、いつものアイアンを練習してからにしよう。
または、いつも使用しているアイアンのシャフトのものを借りて振ってからドライバーを試打するのもありだと思う。
しかも、1球だけで判断しよう。
何球も打っていると、だんだん慣れてきてしまうので、アイアンとの相性はわからなくなるから。
何球か打って、当たるようになって、店員さんから「このドライバー合ってますよ」なんて言われて買ってしまったら、ラウンドの時、よくある「ドライバーはいいんだけど、アイアンが全然ダメ。」「アイアンはいいけど、ドライバーは全然ダメ。」となり、またドライバーかアイアンを買い替えることに。
アイアンを中心に考えると、クラブ選びが迷わなくなります。
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