太いパターグリップの落とし穴
ここ最近パターのグリップは、ツアープロからアマチュアまで、スーパーストロークに代表される太いグリップを使用する人が多くなっている。
人気の理由は、手首を使いすぎず、ストロークが安定するから。
自分も、3年ほど前から、太グリップに変えてやっていた。
当初はやはり、手首が固定されるので自然と肩でのストロークができるのでいいなと思い使い続けていたが、パット数はそれほど良くならずに、逆に悪くなっていった。
確かにストローク自体は、安定していていいのだが、ショートするミスが多くなった。
いわゆる、「打ち切れない」ことが多くなってきた。
打ち方の問題だと思って練習しても、いざラウンドになると「打ち切れない」のである。
そして、しばらくしてから気がついた。
自分は、どちらかと言うと、指先が器用な方で、ショットも手首を使うタイプ。
微妙なタッチは、手首を使った方が出しやすい。
ということは、太いグリップは、自分にとっては逆効果??
そこで、グリップを細いものに変えてみた。
結果は、大正解!!
ショートするミスは激減してパット数も向上。
なにより、自然に打ててボールの転がりも良くなった。
ツアープロでも、全員が太いグリップを使っているわけではなく、細いグリップを使っているプロも多くいる。
要は、自分のタイプにあった太さを選ぶことが大切。
太いグリップを使っていて、パットがショートするミスの多い人は、グリップを細くしてみては?
逆に、オーバーするミスが多く方向性の安定しない人は、太いグリップにした方がいいかもしれない。
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