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ゴルフが上達しない人の特徴(考え方編)

ゴルフに限らず、何事にも、すぐに上達する人となかなか上達しない人がいます。

ここでは、なかなかゴルフが上達しないLさんを反面教師として、その特徴を紹介します。

題して「今日もLさんは行く!人の振り見て我が振り直せ!!」

●Lさんのプロフィール

・年齢:60歳
・ゴルフ歴:30年
・ゴルフラウンド:週1回
・平均スコア:100ちょっと
・ベストスコア:93くらい
・ドライバー飛距離:200ヤード弱

とにかく言い訳のオンパレード


Lさんは、とにかく言い訳が多い。

時々、コンペに参加した結果をメールで送ってくるのだが、必ず言い訳の一言が添えられている。

「今回は、難しいコースだったのでスコアは・・・・。」

「今回は、風が強かったのでスコアは・・・。」

「今回、天気が良くなかったのでスコアは・・・。」

一緒にラウンドした時も、スコアが悪いと、

「今朝、〇〇を食べたから、次は絶対食べない。」

えっ!! 食べ物のせい??

「このゴルフシューズは、縁起が悪い。」

えっ!! シューズ? 縁起?

しまいには、

「〇〇さん(私の事)とまわるといいスコアが出ないな。」

えっ!! 俺のせい??

言い訳とは、自分を正当化する行為。

結果が出なかったのは、自分のせいではなく、他が原因で自分は悪くないと思っている。

自分は、「本当は、上手い」と思っている。

ということは、自分のミスではないと心底思っているので、そのミスをなくすために練習をするという基本的な発想がない。

昔、中嶋常幸プロも言ってました。

「言い訳をなくせば、ゴルフはもっとうまくなる。」



自分のミスをすぐに忘れる


ある日のLさん。

谷越えのティーショットを打ったがチョロしてボールは谷底へ。

次に自分が打った。

広いフェアウェイだったが真ん中にグラスバンカーがあって自分の距離だと入るので左サイドに打ってナイスショット。

なのに、Lさん一言「なんであんなに広いフェアウェイなのに端に打つかな~?」

と批判的一言。

えっ!!

Lさんチョロで谷底なのに?

しかも、自分が打ったあそこは狙いどころなのに?

すでに、自分がチョロしていることを忘れている。

切り替えが早いといえば聞こえがいいが、ミスを覚えてないので、練習に活かせない。

Lさんは、スコアが100を超えていても、最終ホールで今日一のドライバーショットやパーが取れると満足そうに「今日はおいしいビールが飲めるぞ!」

これでは、一生ミスは減らせない。

悪いスコアは入力しない


Lさんは、スコア管理サイトを利用している。

ある日、Lさんが「今、アベ95だから・・・・・」と言っていた。

えっ!!

自分とラウンドした時のLさんは、スコアは、大体93~110位。

なのにアベ95?

「悪いスコアは入力してないでしょ?」と、突っ込むと、

「はっはっはっはっは」

問題外です。

練習は調整


Lさんは、練習の意味が分かっていない。

Lさんは、いつも練習場ではただ打っているだけで、たまにいい球が出ると「うまくなった」と喜ぶ。

基本できることしかやらないので、スイングもよくならないしいろいろな打ち方もできない。

あるラウンドの時、珍しくLさんがフェードの打ち方を聞いてきたので教えた。

次のラウンドの時、「先日教えてもらったフェードだけど、2~3球打ってみたけどできないからやめた。」・・・・。

できないことをできるようにするのが練習という基本的なことが分かっていない。

Lさんの練習は、ただの調整。

そう言えば、Lさんが素振りをしているところを見たことがない。




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