モーダス105の振動数とインプレッション
先日、試しにN.S.PRO MODUS3 TOUR105のSシャフトを組んでみたので、今回は、モーダス105のSの振動数とインプレッションを紹介。
まずは、振動数。
5番アイアンと7番アイアンを測ってみます。
ヘッドは、タイトリスト CB714。
5番アイアン 316cpm (37.75インチ D0)
7番アイアン 331cpm (36.75インチ D0)
振動数は、ダイナミックゴールドのS200とほぼ同じで硬め。
そして、インプレッション。
練習場で打った第一印象は、軽量シャフトなのに「しっかりしている」。
そして、球は上がって捕まる。
モーダス105のSは、硬いと言われているけど、確かに硬いが硬い軽量シャフトで感じられる「単なる棒」という感じはしない。
少し粘る感じがあるからかも。
カタログデータでは元調子となっているが全体がしなる感じがするので中調子に感じる。
フレックスがSだとドライバーのヘッドスピード45m/s以上が必要かなと思う。
モーダス105は、クラブメーカー各社が純正シャフトとして採用することが多くなってきたが、採用するフレックスはほとんどすべてがSシャフト。
平均的なヘッドスピードの人には硬すぎると思う。
平均的なヘッドスピード40m/s前後の人で、モーダス105を使いたい方は迷わずフレックスはRがいいと思う。
あと、「モーダス105の重量、実は950ghとそんなに変わらない」でも書いたが、シャフト名は105だがその名前から想像する重さより軽い。
いわゆる「軽硬」。
ここからは、個人的な意見ですが・・・・。
このシャフト、やっぱり自分には合わない。
まず今の自分(62歳/ヘッドスピード42m/s)には、硬すぎる。
そして、若いころ(ヘッドスピード45m/s以上)だとしても使わないと思う。
それは、軽すぎるから。
経験的に、「軽硬」シャフトは、最初は操作性もよくヘッドスピードも上がり飛距離も出ていいのだが、使っていくうちにだんだん手打ちになってきて、飛距離も方向性も悪くなり当然スコアも悪くなる。
このモーダス105は、USPGAの選手用に開発されたシャフト。
パワーのある外国人男子プロが、長めに組んで飛距離を伸ばすためのシャフト。
はたして、日本人に合うのだろうか?
ましてや、アマチュアに。
個人的には、このモーダス105のSが合うとされるヘッドスピード45m/s以上の人だったら、ダイナミックゴールドのS200か、モーダス120のX、またはN.S.PRO 1050GHのSまたはR、KBSツアーのSあたりがいいと思う。
あくまでも個人的な意見ですが。
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