首痛や肩痛の原因はテークバックで無理に肩を回そうとするからかも

また怪我をしてしまった。

右肩、インナーマッスル損傷。

その前は、頚椎症性神経根症、首を痛めてしまった。

当然その間、ゴルフはお休み。

55歳を過ぎたあたりから、やたらと怪我をするようになった。

その原因は、歳のせいだとあきらめていた。

もうゴルフもやめようかなと。

ゴルフが楽しいものから辛いものに変わってきていた。

しかし、今回の右肩のけがでその原因が分かった。

右肩の痛みがおさまってきたころ、

医者からハーフショットならOKと言われていたので、ハーフショットばかりを練習をしていて気が付いた。

最近、テークバックで無理に体を回していたことを。

50代後半から体が回らなくなってきたので、テークバックやフォローで体を無理に回そうとしていたので首や肩に相当負担がかかっていたんだと。

さらに、軽いクラブより重いクラブのほうが体が回るようになると無理して重いクラブを使っていた。

若いうちはこれでいいが、還暦ゴルファーには、ちょっと負担が大きすぎたようだ。

これでは、けがを誘発しているようなものだなと、ふと気が付いた。

さらに、ボディーターンを意識しすぎて手や手首を使うことを忘れていたことにも気が付いた。

もともと、手首を使う打ち方(例えば青木功さんや岡本綾子さんのような)をするタイプだったのに、ボディーターンを意識するあまり手首の動きを制限するようになっていた。

重いクラブだとさらにテークバックでコッキングがしずらくなる。

そして飛距離も落ちるので、体を回そうとさらに無理をするようになっていったんだと。

そこで、体に負担のない少し軽いかなと思うクラブで昔のようにテークバックでコッキングを意識するようにしたら、クラブは走るようになり距離も出て体も楽になった。

最初だけいいということもあるので、しばらく続けて確認しないと何とも言えないが、今のところは方向性、距離ともいい感じ。

とにかく練習した日の翌日の疲れ方が全然違って楽になった。

これが一番。

けがをしなくなるのがゴルフを続ける上で一番大切。

シニアになったら無理して体を回そうとするとけがをするのでご注意を。

若いうちのクラブ選びは、「振り切れる範囲で重いクラブ」だけど、60歳前後からは、「少し軽いかなと思うクラブ」がいいと思う。

どう頑張っても、体力は確実に落ちていくのだから。

とにかく、60歳を過ぎたら老いを受け入れて、けがをしないように楽しいゴルフライフを送りましょう。