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3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした

以前から少し気になっていた3W。

13本のクラブの硬さのフローからすると3Wが少し柔らかすぎると思っていたが、組み直すのも面倒なのでだましだまし使っていたが、やはり少しダフリ気味に入ることが多い。

3Wに挿しているシャフトはFW専用シャフトで3Wはチップカットなしで組んだ。

もちろん自分で。

1インチ短い5Wは同じシャフトを1インチチップカットして挿してありちょうどいい。

明らかに、ドライバーと5Wに比べると3Wは少し柔らかい。

そこで、今回重い腰を上げて、チップカットして組みなおして少し硬くすることにした。

チップカットを0.25インチか0.5インチにするか迷ったが、とりあえず0.25インチにした。

あるサイトに、チップカットの長さによる振動数の変化のデータが掲載されていたので、それを参考にした。

それによると、ドライバーの場合、0.25インチで振動数が4cpm上がり、0.5インチで5cpm、1インチカットしてもあまり変わらず6cpm上がるらしい。

そこで、0.25インチと0.5インチであまり変わらないのであとでシャフトを伸ばすことも考えて0.25インチにした。

3Wは、タイトリストの910F。

今回は、スリーブなので少し簡単。



まずは、ソケットを外す。(スチールシャフトならソケットを再利用するシャフトの外し方ができるが、カーボンシャフトではシャフト抜き機で抜かないといけないのでソケットの再利用は無理。)

3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした_1


ソケットをヒートガンで少し温めてカッターで切って外す。

3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした_2


ソケットのリンクを外して半分自家製のシャフト抜き機にセット。

3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした_3


ヒートガンで接着部分を加熱して抜く。



この時注意するのがシャフトへのダメージを少なくするために、接着部分以外に熱がかからないように、シャフトに濡れた雑巾などをかぶせて養生して、できる限り少ない時間で抜く。

最低限の時間で、無事抜けた。

3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした_4


※カーボンシャフトは、熱を加えると強度が落ち破損の可能性もあるので、基本的には再利用はおすすめしません。再利用するときは、十分気を付けて自己責任でお願いします。

025インチ(約6mm)をカットする。

ビニールテープで養生してのこぎりで切る。

3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした_5


無事切断完了。

3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした_6


紙やすりでバリを滑らかにして、少し塗装をはがし新しいソケットを取り付ける。

挿入長は28mm。

3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした_7


そして接着。

接着剤は、長く使っているコニシのエポキシ樹脂系接着剤クイック30。

そして、0.25インチ短くなったので、0.25インチ伸ばす。

ちょうど自家製の0.25インチの木製シャフトエクステンダーがあったので使用。

3Wを0.25インチチップカットして少し硬くした_8


ちょっと使い古しで汚いけれど0.25インチと短いので問題ない。

接着剤が実用強度に達してからグリップを装着して完成。

翌日、練習場で打ってみた。

やはり少し硬くなっていて振りやすい。

ドライバーと5Wとの相性もよさそう。

一安心。


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