重量確認・調整の仕方
練習場では、各クラブ最初の1球を気にしよう!!練習場では、1つのクラブを何球も続けて打つことが多いと思いますが、実際のラウンドでは、同じ番手を続けて使うことはほとんどありません。
ほとんどが、そのクラブの初球1発勝負なんです。
人間の適応能力は、優れていて、重量フローに合っていないクラブを使っても、何球か打っているうちにだんだんとそのクラブに合った打ち方ができるようになります。
ドライバーを練習した後に、FWの練習をしてみたら・・・。
「最初は、トップや引っ掛けばっかりだったけどやっと調子が出てきて、絶好調!!このクラブ飛ぶ!!」なんて喜んでる場合じゃない!!(笑)
実際のラウンドだったら、2打目はOB!!
この後に、ドライバーを練習したら、たぶんドライバーの1発目は、まともに当たらず何球か打って「絶好調!!」
そしてまたFWの1球目は、引っ掛け。
この繰り返しになってしまい、ラウンド後のよくある言い訳の「練習場では、絶好調だったのにな~」につながります。
厳密に言うと、シャフトの硬さやシャフトの特性、スイングバランスなどが原因になることもありますが、重量の影響が一番大きいと思います。
はかりを買って全番手量ってみよう!!自分のクラブの重さを知らない人は、まず全番手の重さを量ってみよう!!
できれば、細かく正確に測れるデジタル式のはかりを用意したほうがいいです。
よく料理に使う上皿はかりでも量れないことは無いですが非常にアバウトになるのでデジタルはかりを買うことをおすすめします。
価格も1000円以下で売っているのでリーズナブルです。
筆者が楽天市場での購入したデジタルはかりが下のもの。
0.1g単位で500gまで量れるので、ゴルフ用にはちょうどいいです。
買って何年もたつけど壊れません。
調整の仕方基本的に、どのクラブもヘッドの重さは、それほど変わらないので、重量を選ぶ = シャフトの重量を選ぶということになります。
従って、クラブが重すぎた場合は、軽いシャフトに交換するかクラブを買い換えるしかありません。(シャフトカットして、バランスを整え重量フローに合わせるという荒業もありますが、短くすると今度は距離のフローが崩れるので基本的にだめ)
ただ、簡単に重くする方法はあります。
それは、鉛をグリップの下側のシャフトに貼る方法。
10g位までだったら十分これで対応できます。
プロもここに鉛を貼って調整する人も多いと聞きます。
スイングバランスもあまり変わらないし、貼ったりはがしたりが簡単にできるので便利です。
※バランスをシビアに変えない場合は、シャフトに貼った鉛の1/5位の重さの鉛をヘッドに貼ります。
実は筆者もこの方法で調整しています。
3gくらい貼るだけで、その違いがわかりますのでぜひ試してください。
ドライバーの買い替えで、重さを迷っている人は、少し軽いクラブにして鉛で調整して使用するというのもありだと思います。
重すぎるクラブを買ってしまったら、無駄になってしまいますから。
また、鉛で調整してあれば、アイアンを軽いものに変えたときにもすぐ調整できます。
今後クラブを軽くする可能性の高いシニアやシニア候補にもおすすめですね。
ただ、お金のあり余ってる人には関係ないかな?(笑)
それと、シャフトに貼る鉛ですが、筆者はヘッドにも貼る普通の薄いこの鉛を使っていますが、シャフト専用の鉛もあるようなのでこだわる人は使ってみたらいいと思います。
|