鉛でスピン量を減らして飛距離アップ!!
ドライバーを、キャロウェイレガシーブラック440からタイトリスト910 D3に変えて初ラウンドの日。
狭い練習場では気が付かなかったが、ドライバーが全然飛ばない。
他の番手は、いつもと変わらないので、明らかにドライバーだけが飛ばない。
いつものドライバーの飛距離は平均250ヤードほどだが、この日は230ヤードほどで3Wとあまり変わらない。
何が原因かいろいろ考えた。
スイング?
シャフト?
この910D3は偽物?
・・・・・・。
そして何ホール目かに原因が分かった。
風が少しアゲインストのミドルホール。
打った瞬間は、真芯に当たった感触があり、いつもなら無風で260ヤードほど飛んでいる感触。
しかし、打球を見るといつもより高く上がって最高点から真下に落ちたように見えた。
行ってみると、なんと入るはずのないバンカーに入っていて、飛距離はなんと実測約210ヤード。
少しのアゲインストでも、最低230ヤード位は飛んでいる感触だったのでびっくり。
そして気が付いた。
910D3は、自分にとってスピン量が非常に多すぎて吹き上がってしまっていることを。
自分は、ドライバーもダウンブロー気味に打つのでスピン量は少し多めだと思う。
今まで歴代、低スピンで飛ばすタイプのキャロウェイのドライバーを使っていたので、こんなに吹き上がるのは初めて。
そこで後日、910D3はスピン量以外は気に入っているので鉛を貼ってスピン量を減らすことにした。
スピン量を減らすためには、ドライバーの重心を低く浅くする。
具体的には、ドライバーのソールのフェースよりに鉛を貼れば重心を低く浅くできる。
910 D3は、ウェイトがヘッド後方に装着されていることからも重心深度が深い事がうかがえる。
一方、今まで使用していたキャロウェイのレガシーブラック440。
ウェイトの位置がヘッド中央に装着されているので、重心深度が910D3より浅い事がうかがえる。
早速鉛を貼ってみる。
ヘッド重量を変えたくないので、後方のウェイトを外して、その分の重さの鉛を貼る。
ウェイトの重さは8g。
ウェイトを外したその穴をふさぐために、100均で買ったアルミテープを使う。
台所用(笑)。
穴がしっかりふさがるように大きさを調整して貼る。
1枚では、強度的に不安なので2枚重ねて貼る。
そして、あとはウェイト分の8gの鉛をソールに貼る。
貼る位置によって重心は変わってくるので、プロのようにトラックマンでも持っていればいろいろな位置に貼って最適なスピン量の位置を決められるのに残念ながらトラックマンは持っていない(笑)。
それで、大体こんな感じで貼ってみた。
これなら、確実に重心は低く浅くなっている。
ヘッドの重さは変わらないのでクラブ重量とバランスは変わらない。
早速、少し広い練習場に行って打ってみた。
感覚的には、スピン量は確実に減っている感じだが、実際にコースボールで打ってみないとわからない。
ただ、重心が低く浅くなったので弾道は明らかに低くなっている。
カチャカチャ機能で、ロフトを0.75度増やした。
そして、次のラウンド。
結論から書くと「大正解」。
明らかに前回のラウンドの時と違い、吹き上がることもなく、ボールが前に行く力が大きくなった。
飛距離も、無風で250ヤード。
アゲインストでもそんなに距離が落ちなくなった。
ただ、もう少し弾道が高いとあと10ヤードほど伸びそうな感じなので、ロフト角と鉛を貼る位置を調整しようと思う。
誰か、トラックマン貸して~。(笑)
余談ですが、よく女子プロゴルファーとアマチュア男性を比較して、ヘッドスピードが同じ位なのに女子プロゴルファーの方が飛ぶのは、スイングだとかミート率の違いとか言われるけど、そのほかにバックスピン量の違いが大きいと思う。
初めて女子プロのトーナメントを見に行った時に感じたのは、ドライバーの打球が棒玉で飛んでいたこと。
切れのいい球ではなく、「ボワ~ン」っていう感じで飛んで行っていた。
この時に、スピン量が多いと飛ばないという事を学んだ。
自分のドライバーの弾道をよく見て、吹きあがっていたら、スピン量を減らして適正スピン量にすれば20ヤード以上飛距離が伸びる可能性がある。
逆にスピン量が少ないとボールがドロップしてしまいこれも飛ばない。
ぜひ、スピン量を確認してください。
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