モーダス105の重量、実は950ghとそんなに変わらない

最近はやりのアイアンシャフト、N.S.PRO MODUS3 TOUR 105。

各メーカー、アイアンシャフトの純正シャフトとして採用することも増えています。

このシャフトにリシャフトをしようかなと考えている人も多いのではないでしょうか?

ただこのモーダス105を、選ぶうえで注意することが１点。

それは、シャフト特性とかではなく、ずばり「シャフト重量」。

イメージ的には、シャフト名から想像するとモーダス105は100g代で、NS950GHは90g代、両者には10g差があるように感じますが、これは大間違い。

実は、モーダス105の重量は、950ghとはそんなに変わらないので注意が必要なのです。

モーダス105とNS950ghの7番用Sシャフトをカタログデータで比較すると

■N.S.PRO MODUS3 TOUR105 S
・重量/106.5g 　・長さ/35.5インチ
■N.S.PRO 950GH S
・重量/98g 　・長さ/33.5インチ

カタログデータの重量の差は8.5gなので、約10gほど違うといってもいいと思いますが、注意するのはその長さ。

NS950GHが33.5インチに対して、モーダス105は35.5インチで2インチも長いのです。

(モーダス105は、長尺化するために開発されたシャフトなのです。)

カタログデータは、カット前の重量と長さなので、同じ長さにカットする場合は、モーダス105は2インチも長くカットするのです。

当然その分、モーダス105はシャフトはより軽くなります。

カット後重量で比較すると、モーダス105 は、約99.5gで、950GHは約96g、その差は約3.5gです。

つまり同じ長さで組んだ場合のクラブの重量差は、約3.5gだけモーダス105が重いということになります。

ちなみに、モーダス105と同重量帯とイメージされるN.S.PRO 1050GHのSと同じように比較した場合は、

■N.S.PRO 1050GH
・重量/109.5g 　・長さ/33.5インチ　・カット後重量/106.5g

計算上は、モーダス105は、1050GHより7gも軽いということになります。

このように、モーダス105は、そのシャフト名の「105」からイメージするほど重くないです。

例えば、950GHだと軽すぎるので10gほど重くしたいとか重量を重視してリシャフトを考えている人は注意してください。