ユーティリティー用スチールシャフト試打
シャフト選びは、なかなか難しい。 中でもフェアウェイウッドとユーティリティーのシャフト選びは難しい、 自分もいろいろユーティリティーのシャフトを組んで試したので 今回はそのインプレッションを紹介します。 ちなみに自分のアイアンのシャフトはダイナミックゴールドS300を使用しています。 使用ユーティリティーは、タイトリスト910H 21°シャフトが簡単に交換できる、いわゆるカチャカチャ機能付き 使用シャフトは、左からN.S.PRO 950GH ユーティリティ S、ダイナミックゴールド テーパー 41.0インチ S200、GS ハイブリッド S200、ダイナミックゴールドXP テーパー 41.0インチ X100、ダイナミックゴールド SL パラレル S300 の5本。トゥルーテンパー GS HYBRID S200 長さ:39.5インチ 重さ:392.2g バランス:D0 チップ径:350 このシャフトは、少し柔らかいがしっかりしている。 (トゥルーテンパーのHPのデータによると、振動数は39.5インチの長さで、291cpm) チップ径が350で細く、先調子ということもあって 素直に撓って非常に打ちやすく、先調子ということもあってボールは上がりやすい。 ただ、チップ径が350で細いので打ち込むには不向き。 払い打ちをする人に向いていると思う。 とにかく素直でやさしいシャフトだと思うダイナミックゴール SL S300 パラレルチップ 長さ:39インチ 重さ:393.9g バランス:D1 チップ径:370
一番安定している。 打ち込むタイプに合っている。 元調子なのでボールは余り上がらない。 アイアンがダイナミックゴールドを使用している人に合うと思う。 藤田寛之プロも確かユーティリティーにこのシャフトを使っている。 ただバット径は、普通の.600 inch (15.25mm)だが、 バット側から先端に向けてはあまり細くなっていないので、 右利きの場合、グリップした右手の部分が他のシャフトより太くなるので その部分だけグリップを伸ばして細くするなどの対応が必要かも。NS PRO 950GH UTILITY 長さ:39.5インチ 重さ:387.8g バランス:D1 チップ径:370 このシャフトは純正で付いていたもの。 このシャフトの個人的な感想は、「あっさりしていて粘らない」 硬くはなく、しっかりしなるが、しなり戻りが速く少しピンピンした感じ。 いわゆる弾き系に感じる。 そして、飛距離も結構出る。 重さも結構あるので、アイアンがNS950を使っている人には少し重いと思う。 個人的には、アイアンに中量級以上のシャフトを使用していて、結構スイングテンポの速い人に合うと思う。 適応ヘッドスピードは、Sで、40m/s~45m/s位の人に合いそう。ダイナミックゴール S200 テーパーチップ 長さ:39.25 重さ:413.4g バランス:D2 アイアン用の41.0インチのシャフトが余っていたので試しに組んでみた。 非常に安定して打ちやすいが、自分の場合飛距離が出ない。 これはアイアン用のテーパーなのでtip径が.355 inch (9.00mm)と細く ボールを拾いやすく払い打ちに向いている。 本来ユーティリティーにはtip径.370 inch (9.40mm)のパラレルだと思うので 打ち込むタイプの人でとにかくパワーのある人はパラレルタイプをおすすめする。ダイナミックゴール XP X100 テーパーチップ 長さ:39.5 重さ:402.7 バランス:D2 オークションで手に入れたDG XP X100の2番用が余っていたので試しに組んでみた。 なぜかアイアンに装着した時より硬くてタイミングが取りづらい。 やはりユーティリティーには向かないようだ。 かなりのヘッドスピードがないと厳しいと感じた。