初代Vスチール 3W 5Wリシャフト
先日リシャフト用にゴルフドゥの店頭で2,000円で買ったVスチールの3Wと5Wを、マミヤUST proforce(プロフォース) v2 hybrid 335 Sにリシャフトした。
テーラーメード 初代Vスチールは名器と呼ばれているだけあって、飛距離はそこそこだが、実際アイアンのように狙ったところへ打てるので愛用している。
いろいろなシャフトで試したいので、今回の3W・5Wは3セット目。
2本ともダイナミックゴールド(DG) LITEが挿してあった。
5Wには、シールが貼ってあって、シールが正しければフレックスはS。
3Wは、シールが貼ってないのでフレックスはわからないが、ファーストステップの位置が5Wより0.5インチほど短いので、XかSを1インチチップカットしたもののようである。
リシャフト用に買ったけど、せっかくなので練習場で一度打ってみた。
3W 5Wともに重量はあるが決して振れない重さではない。
打ってみると、やはりスチールシャフトだけあって飛距離は落ちるが球筋は安定している。
5Wは、少し柔らかすぎる感じで、3WはXまたはSのインチチップカットのためしっかりしていて打ちやすい。
一瞬、3Wは、リシャフトせずに使い続けようかなとも思ったが、飛距離が欲しいのでとりあえずリシャフトすることに。
まあ、スチールシャフトだから再利用可能なのでまた元に戻すことも可能。
今回リシャフトするのは、このUSTマミヤのproforce v2 hybrid 335 S。
このシャフトは、キャロウェイのXフェアウェイウッド(2008)に挿して使っていてよかったので今回は、Vスチールにも挿そうと購入。
シャフトの感じとしては、硬めの弾き系。
結構古いシャフトだがまだ売っている。
値段も、リーズナブル。
シャフトスペックは、
フレックス ヘッドスピード 調子 トルク 重量 Tip径 Butt径 シャフト長 (m/s)(目安) (deg) (g) (mm) (mm) (インチ) A 34-38 中先 3.4 66 8.5 15.35 44 R 38-43 〃 〃 70 〃 〃 〃 S 43-47 〃 〃 72 〃 〃 〃 X 48-51 〃 〃 74 〃 15.50 〃
カット前重量は、71.4gと71.0g。
まずシャフトを抜いて、ヘッド重量を計ると、3Wは、213.0g、5Wは、217.3g。
長さは、3Wは43インチ、5Wは42.5インチでバランスはD2にするつもりだが、問題がチップカット。
推奨としては、3Wはカットなし、5Wは1インチカットとなっているが、キャロウェイのXフェアウェイウッド(2008)の時は、その通りに挿して硬さはちょうどよかったので同じにすればいいのだがそうはいかない。
なぜなら、キャロウェイのXフェアウェイウッド(2008)は、ネック(ホーゼル)がないヘッド。 それに対して、Vスチールは、3cmほどネックのあるヘッド。
どう影響するかというと、ネックの無いヘッドは、ネックのあるヘッドよりシャフトが1フレックスほど硬くなる。
なぜ硬くなるかという理由は、今度説明。
なので、今回同じ硬さにするには、チップカットが必要になる。
これは、やり直しがきかない一発勝負なのでいろいろ悩んだ。
キャロウェイのXフェアウェイウッド(2008)は、3Wが少し柔らかくて、5Wは少し硬かったので、いろいろ考えて、3Wは0.5インチ、5Wは1インチのチップカットにした。
チップカット後、塗装をはがして、あとは接着剤で組む。
Vスチールのチップ径は、350tipで、このUSTマミヤのproforce v2 hybridは、335tip。
アルミのスペーサーが必要。(自分は、ビールの空缶で自作)
そして、無事完成。
■初代Vスチール3W完成スペック ・長さ/43インチ(60度測定法) ・重さ/335.9g ・バランス/D2 ・チップカット/0.5インチ ・振動数/275cpm
■初代Vスチール5W完成スペック ・長さ/42.5インチ(60度測定法) ・重さ/340.2.g ・バランス/D2 ・チップカット/1インチ ・振動数/282cpm
とりあえず、練習場で打ってみた。
少し柔らかいかな?という感じでチップカットをあと0.5インチすればよかったかなと思ったが、実際のラウンドではいいかもしれないので次のラウンドで使ってみよう。
3Wと5Wの硬さは同じくらいでよかった。
う--ん、何本も打ち比べられるプロと違って、アマチュアのリシャフトは賭けでもある。
しかし、そのスリル?も楽しさかな???
|