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両足をそろえてボディーターンを習得!!

練習場で、いろいろな方のスイングを見ていると、大半の人がいわゆる「手打ち」。

ただ、その「手打ち」の人も、自分が手打ちだと自覚している人は少ないと思う。

以前ある初級者のHさんとラウンドした時に気づいたのが、手打ちの人は、足をそろえて打てないという事実。

Hさんの目標は100を切ること。

大体いつも120前後のラウンド。

ゴルフのキャリアは長いのだが年齢は50代で若い頃からの運動経験は無い。

明らかに手打ちで、いつも、ダフリやトップを繰り返し飛距離も出ない。

その日のラウンドは、いつにも増してミスが多く大たたき。

見ていたら、かなりのワイドスタンス。

デビュー当時の石川遼選手より広い!!

自分も、知らぬ間に、スタンスが広くなってしまって、体が回らないで調子を落とすことがある。

いつもは人に求められなければアドバイスはしない自分も、見るに見かねてあることをアドバイス。

それは、「スタンスが広すぎるので少し狭くしたほうが良い」と。

Hさんは、わらをもつかむ心境だったのでアドバイスを素直に聞き入れ次のホールのドライバーでのティーショットで実行。

いつもよりスタンスをかなり狭くして(ただ自分のスタンス幅よりまだ広い)ドライバーでティーショット!

「ナイスショット!!」のはずが・・・・。

全然飛んでない!!



しかも、打ち終わった後は、よろけてる!

「あれ?」

今までよりうまく打てると自信があったのだが・・・・。

「もしかして・・・??」

足を閉じて、体を回さず手だけで素振りをしてみると・・・。

よろけてうまく振れない!!

次に足を広げて同じように手だけで振るとある程度速く振れる。

もっとスタンスを広くして手だけで振るとさらに速く振れる。

ボディーターンだと広くしすぎるとインパクトからフィニッシュにかけて左の股関節に体重が乗りにくくなり突っかかるようになって振れなくなる。

「そうか!!手打ちの場合は、体の回転がないのでスタンスは広いほうが速く振れるんだ!!」

ということは、足を揃えてしっかり打てる人は、ボディーターンができてる人。

足を揃えてしっかり打ない人は、手打ちの人。

自分も時々両足をそろえて打つ練習をするが、それは打ち急ぎを修正するためのハーフショット的なドリルという認識があったのだが、それは手打ちを修正するドリルということを再認識した。

両足を揃えて打つドリルでボディーターンを習得しよう!!

手打ちは、百害あって一利なし!?

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