中高年のゴルフは、右足のつま先を開こう!
ゴルフのアドレスのつま先の向きについてはいろいろな意見があるが、一番多いのは、右足のつま先は、飛球線と直角にする、という意見。
なぜ直角がいいかというと、右足のつま先を開いてしまうとテークバックでスエーしやすくなるのと、テークバックがインに入りやすくなりインサイドアウトのスイングになりやすい・・・、などなど。
で、自分も今まで両つま先とも開かずに飛球線と直角にしていた。
理由は、右つま先を開くと、やはりテークバックでスエーしやすくなるし、左足を開くと今度は切り返しからスエーしやすくなるから。
いろいろ試したが、両つま先を開かない方が方向性が断然良かった。
ただ最近は、50歳を過ぎて体が少し硬くなってきて腰が回らない感じがあったので左のつま先だけ少し開くようにしていた。
しかし、最近はそれでも「振れてないな」と感じる日が多くなっていて、そのたびに、グリップや肩・腰・膝のラインを確認してみたが悪いところが見当たらず、やっぱり歳のせいだと感じ始め、クラブのスペックダウンも考えていた。
とにかく「振れてない」。
そんな時、練習場で久々にヘッドスピードを計ってみた。 (プロギアのヘッドスピード測定器)
最初にウォーミングアップとして軽く連続素振りをしてはかってみたら、48m/s出ていて結構「振れてる」。
「あれっ!結構振れてる!!?」
「実際のショットと連続素振りは何が違うんだ!?」
と、昔、初心者の頃も疑問に思ったことを思い出した。
その時は、アドレスで力みすぎ(特にグリップ)が原因とわかって解決したが・・・。
そして、ふと足元を見てみると・・・。
両つま先が結構開いている!!
もしかして??
と、早速両つま先を開いてアドレスして打ってみると!!
「おおおおおおおおおおお! これだーーーーーー! 久しぶりの快感!!」
ヘッドスピードも、軽く振ったつもりでも45m/は出ていて、ボールも勢いよくまっすぐいい球が出ている!!
そして何より、気持ちよく振れる!!!
本当に久しぶりの感触。
もう歳かな、と寂しい気持ちになっていたので涙涙の感激!!
これでまたゴルフのスコアも期待できるし何よりゴルフが楽しくなりそう!!
右足のつま先を開かずにだんだん振れなくなってきた中高年は、まずは右足のつま先を開いてみよう!
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